証券コード8518

トップメッセージ

日本とアジアを繋ぐ投資会社として少子高齢化が進む社会に
安心・安全で質と生産性の高い未来を創ります。

株主の皆さまにおかれましては、平素より格別のご高配を賜り、 厚く御礼申し上げます。
ここに、44期中間期のご報告を申し上げます。

中間期の業績

未上場株式とプロジェクトの売却を実現、
引当や評価損の減少により赤字幅縮小

当中間期は、営業収益が1,432百万円となり、親会社株主に帰属する中間純損失は△75百万円となりました。その結果、誠に遺憾ながら中間配当の実施は見送らせて頂きます。

株式の売却では、ファンドでM&Aによる国内の未上場株式の売却を実現しましたが、前年同期に比べて上場株式の売却は減少しました。一方、評価損や引当金では、事業の進捗が大幅に遅れている投資先からの損失が縮小しました。

プロジェクトの売却では、神奈川県厚木市の物流施設の売却による利益が計上されました。また、新たに稼働したメガソーラープロジェクトの売電収入が増加しました。その結果、前年同期に比べて12.9%増収となり、赤字幅が468百万円縮小しました。

通期の業績見込

比較的投資金額の多額な未上場株式と
プロジェクトの売却の実現に向けて注力

通期の業績見込みに変更はありません。従来連結基準で、親会社株主に帰属する当期純利益250百万円から950百万円を目指します。中間期までの進捗状況は、目標値の下限に対しては概ね巡航速度です。下期には、8月に売却された東京都江東区東雲の高齢者施設からのファンドの持分利益や、10月・11月に売却する障がい者グループホーム16棟による配当利益を計上します。また、期末までに太陽光発電所3件の売却も見込んでいます。

目標の上限達成には、国内で比較的投資金額の多額な未上場株式実現が必要となります。今後、売却候補先の開拓や、売却条件の交渉に注力してまいります。

※ 従来連結基準の説明及び決算の詳細については、決算発表資料
https://www.jaic-vc.co.jp/jir/jirlibrary/settle/index.html
をご覧ください。

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